丸亀高校について
丸亀高校は、香川県内でも高松高校に次ぐ偏差値を誇る伝統校です。
実は、うちの塾長も中学部の先生も、どちらもこの丸亀高校の出身なんです。
なので、生徒たちの学校生活や、進路の傾向についても、かなりリアルな視点で見られるという点では、ちょっとした強みかもしれません。
よく「丸亀って、勉強ばっかりの子が行くんでしょう?」みたいに言われるんですが、実際はそんなに単純じゃありません。
もちろん勉強に本気な子もたくさんいますが、それだけじゃないんです。
部活をガチで頑張りながら勉強も両立している子もいれば、
「現役のうちは部活に全力!大学受験は浪人してから本気出す!」というスタイルの子もいます。
あるいは、逆に最初から勉強に的を絞って、ストイックに大学進学を目指している子もいて、本当に多様です。
ただ、塾長的に見ていて思うのは――
中学校の「学習の診断」で200点を超えるくらいの力がある子なら、丸亀高校に入っても、部活と勉強の両立は十分可能だと思っています。
でも、実際には入学後にその両立に苦しむ子も多いのが現状です。
それはなぜか?
やはり中学校の時点で、しっかり「高校で必要な勉強習慣」が身についていないことが大きな原因だと考えています。
正直、丸亀レベルの高校に入る子の中には、「あまり勉強しなくても点が取れるタイプ」の子が一定数います。
中学校の内容なら、少し聞いただけで理解できて、定期テストや診断でも上位に入れる。
そういう“地頭”の良さで勝負してきたタイプの子です。
でも、丸亀に入ると、そこからは全員が“頭がいい”状態になる。
当然、定期テストも授業のスピードもレベルもぐっと上がります。
そのときに、今までの「なんとなく勉強」でやってきた子が、急に壁にぶつかるわけです。
特に三観地区(観音寺・三豊エリア)から通っている子は、通学時間が片道1時間以上かかるケースも珍しくありません。
往復2時間の移動をこなしながら、部活もやって、さらに勉強も…というのは、やはり時間的にも体力的にも厳しい。
でも、そんな中でも地藤塾から丸亀高校に進学した子たちで、最後まで塾をやめずに通い続けた子たちは、みんな確実に結果を出しています。
国公立大学に進んだ子もいれば、関関同立や早慶レベルの難関私大に進学した子もいます。
それはなぜか?
地藤塾で「勉強の仕方」からしっかり身につけていたからです。
✔ 毎日コツコツ、時間をかけて勉強する習慣
✔ 自分の頭で「今、何をやるべきか」を考える力
✔ 誰かに言われたことをただやるんじゃなく、自分で計画を立て、進めていく主体性
これは、言ってしまえば「30年以上前の丸亀高校生たち」が当たり前にやっていたような、本物の勉強のやり方です。
今でも通用する、本当に大事な学力の土台です。
ですから私たちは、「丸亀高校に合格する」こと自体よりも、「合格してからも自分で学び続けられるかどうか」を重視しています。
そのためにも、できることなら中学生の段階から地藤塾に来て、しっかりとした勉強習慣を身につけておくことをおすすめしたい。
いわば「高校で伸びる下地」を中学のうちに作っておくことです。
そしてもう一つ。
最近では「難関大学に行きたい」と言う子も増えてきていますが、
じゃあ「難関大学に行くって、どういうことなのか?」という問いに、しっかり答えられる子は意外と少ない。
それは単に「偏差値が高い大学に入る」というだけではありません。
・どんなことを学びたいのか
・どうしてその大学を志望するのか
・その先にどんな人生を描いているのか
そうした「目的意識」があって初めて、難関大学に向けた受験勉強にも意味が生まれます。
その意味を見失ってしまうと、単なる“受験のための勉強”に疲れてしまい、途中で息切れしてしまうこともあります。
だからこそ、私たちは学力だけでなく、「なぜ学ぶのか」「何のために学ぶのか」という部分も大切にしています。
それが、将来の進路選択にもつながっていくからです。
そういったマインドを作り上げてから、丸亀高校に送り出したいと思っていますので、丸亀高校進学専門塾をたちあげようかな、と思う次第です。
なお、当塾では今の所丸亀高校の合格率は100%です。ただし自信をもって合格できる子でないと受けてもらいたくはありません。
そのため普通の地藤塾とは違っていろいろな制限をかけてさせてもらいたいと思っています。これは学力的な面ではなく、必要な学力を身につけるための時間を提供してもらえるかどうか、ということになります。
このあたりはしっかりと中学部の先生と話をして詰めて、しっかりと提供できると自信をもてれば詳細をリリースしたいと思いますので、ご興味ある方はぜひ公式ラインに登録していただきお問い合わせいただければと思います。