数学過去問マニアの武田先生の記事からインスパイア。
憧れの高校なので、入れたらOK。あとは適当になんとかなるさ。
的な。
最近の風潮かもしれませんがね。
各学校には見合った学力というのがありまして。
例えば観音寺第一高校だと学習の診断で160点くらいないと学校の勉強についていけない学校なんですよね。
数学だけでみると30~35位。
最低でもこれを余裕で取れるくらいの子じゃないと数学はついていけません。
ところが20点もギリギリどうか、っていう子が、国語や社会や英語でカバーして入っちゃうし、なんなら定員割れしてるので、そこでカバーすらせずに入ってしまう。
そして憧れの高校で勉強そっちのけで部活三昧。
そりゃね。まずいですよ。
たとえ160点を超えていたとしても勉強して160点取ってた子が勉強やめちゃったら、そりゃひどい事になる。
ついていけなくなっちゃうのも当たり前です。
160点まであげたのなら、その勉強時間確保しないと維持できる訳が無い。
所謂、高校ゴールになっちゃう。
さらに悪いことに、最後に頑張って伸ばして合格した子は、
大学受験でも最後にがんばればなんとかなる
っていう悪い経験しちゃう。
これがホントにダメ。
だってなんとかならないんだもの。
いや、それでも大学は別にどこでもよくて私立でもOK。いける所にいけばいいい、っていうのならね。
大丈夫なんですが、
できれば国公立大学ってのは
100%ない
って事になっちゃいます。
というわけですね。合格することを目標とするのではなく、
入学した高校でやっていけるだけの学力と学習習慣をみにつけること
を目標に勉強していってもらいたいと思います。