「一回で覚えなくていい」っこれ割と大事なことで。
勉強って、どうしても「一度でしっかり覚えなきゃ!」って思いがち。
でも実は、それってすごくプレッシャーになるし、実は効率もあまり良くないのよね。これが。
ゆっくり深く理解するのは大切だけど…
もちろん、教科書や参考書の内容をじっくり理解するのは大切なこと。
でも例えば、1冊の参考書を最初から最後まで「完璧に理解しよう」として、半年かけて取り組んだとましょう。
その間に、最初の方の内容って、けっこう忘れちゃってることあるよね?
そう。
人間の記憶って、1回で完璧に身につくことってあまりないんだよね。
「なんとなくわかった」を何回も重ねる
それよりも、「なんとなくわかったかも」くらいの“うすーい理解”を何度も何度も重ねていくことがね、とても大切。
絵を描くときに、何度も薄く色を塗り重ねていくと、味わい深い絵になるよね。
勉強も、それと同じ。
薄くでもいいので、全体を何度も往復することで、理解は深まってくんだよね。
「20〜30%の理解でOK」と割り切る
最初から100%理解しようとしなくていい。
むしろ「今回は30%くらい分かれば十分」くらいの気持ちで、どんどん前に進んでいく。
その代わり、同じ教材を3回、5回と繰り返していくことが大事。
「一回でできなくていい」って思えると、気持ちも楽にならない?
勉強法も“段階”によって変える
ただし、入試直前の実戦的な対策や、応用問題に取り組むような段階になったら話は別。
そのときには、じっくり時間をかけて深く理解する勉強法が必要。
つまり、「今の自分の段階に合わせて、勉強法を変えていく」ことが大切。
基礎的な内容はね。
薄く広く早く何度も。
これがポイントなのよね。